グランドスタッフになったら、必ず通る道それは入社教育！
この教育をクリアしないとその先のチェックインや搭乗ゲートの専門教育や
現場でのOJTにも進むことができません。
入社教育をクリアするために、どんなことが大変なのか実際に教官を担当してきた経験を
元に、入社教育の大変さや乗り越え方のコツをお伝えします！
グランドスタッフの入社教育ってどんなことをやっているの？
グランドスタッフとして入社した後、基礎知識を学ぶために座学教育があります。
この教育がよく「地獄だった」とか「本当に大変だった」という話を聞きます。
確かに短期間で新しいことを覚えて、やるべきことが多いので大変かもしれません。
入社教育の目的は空港で働く上で必要な知識を習得すること
空港に必要な専門用語を学ぶだけでなく、自社のサービス・マナー講座・アナウンスなど
本当に覚えることはたくさんあります。
短期間にいろんなことを詰め込まれるので混乱した記憶があります（笑）
どんなことが大変？
では、私が実際に入社教育を体験して、周りの人たちのお話しを聞いて
どんなことが大変だったかご紹介しますね。
とにかく覚えることが多い！
とにかく短期間にいろんなことを詰め込められます。
予約・発券・チェックイン手続き・搭乗手続き・手荷物サービスについてなど、
空港で働く上で必要なすべての知識、マナー、言葉遣い、アナウンス、
お手伝いが必要な方の介助方法など、どれもグランドスタッフとして働く上で
必要なことばかり。
きちんと頭に入っていないと現場で働くようになった際に活躍することはできません。
教官が怖い
人にもよりますが、怖い教官に当たってしまう時もあります。
この「怖い」というのは、理不尽に厳しいことを言ったりするという意味ではなく、
締めないといけない時に厳しいことを言ってくださる方を指します。
なんとなく、受講生の中にグダっとした雰囲気が流れている時や、
小テストの点数が悪い時などは教官から厳しい言葉が飛んでいました。
テストが多い
教育期間中、毎日確認テストがありました。
このテスト、合格点に満たない場合は再試を受ける必要があります。
合格点に達するまで、何回もテストを受けます。
厳しいように見えますが、今きちんとした知識が身に付いてないと
その後苦労するのはその人自身なので当たり前ですよね。
あとテストの結果は自分の直属の上司へ報告されることがあります。
再試になったりするとあまり良い印象を持たれないので必ずテストは合格しましょう！
オススメ勉強方法は？
では、入社教育の大変さをお伝えしたところで、私が実践していたかつ教官を経験して、
勉強方法をご紹介します。
覚えるべきポイントを見極める
教育中はいろんなことを学んでいくわけですが、全てを覚えることは不可能です。
真面目な新人さんはすべての用語を覚えようとしていますが、
それはとても効率が悪いです。
色んな用語が出てくると思いますが、必ず覚えるべきものは限られています。
また、教官もすべての用語を覚えることは不可能であることを知っているので、
「ここは必ず覚えてください」と言って下さります（たまに言ってくれない人もいますが）
覚えましょうと言われたことはきちんと覚えて、あとは「あんちょこ」という資料集に
まとめて必要な際に確認できるようにしておけば大丈夫です。
語呂合わせで覚える
とにかく暗記して覚えなければいけない時は、語呂あわせで覚えていました。
空港スリーレターは語呂合わせで覚えやすいものがたくさんあるんですが、
どうしても上手くハマらないものも無理やり合わせていました。（笑）
とにかく覚えることがたくさんあるので、一つでも多くの単語を頭に入れなくては
いけません。
どうやったら頭に入れやすいか、また思い出しやすいかを考えて暗記していました。
同期と問題を出し合う・説明する
最後に同期と問題を出し合ったり、説明する勉強法です。
必死に用語を頭へ入れたとしても、きちんとアウトプットできないと意味がありません。
よく同期と「この範囲の問題出して」とお願いをして、知識が頭に入っているか
確認をしていました。
まとめ
今回はグランドスタッフとして会社へ入社した後の入社教育についてお話ししました。
グランドスタッフとして働いていく上で大切な知識だとわかっていても、
短期間に膨大な知識を覚えていくのは本当に大変です。
毎日テストがあるからしっかり勉強しないといけないので、
教育期間中は毎日睡眠不足だった記憶があります。
同期と一緒に勉強したり、励ましあったりしながら乗り越えていきました。
この訓練を経て同期とすごく仲良くなれた気がします。
慣れないことを挑戦している時って一人じゃ本当に大変です。
一緒に頑張っている同期と協力して乗り越えてくださいね！
