ANA・JALを始めとした大手航空会社も数年ぶりに新卒・既卒の客室乗務員の採用を復活させ、航空業界も少しずつ盛り上がってきていますね!
コロナ禍の中で雇用カットや採用見送りをしていたので、今後採用活動はますます活発になっていくのではないかと思います。
今グランドスタッフとして働いている方の中でCA受験をしていたけどご縁がなく、今は空港で働いている方も多いと思います。
今回はそんな方に向けてこれからCA受験をする際の注意点や、CAは落ちてしまったけど、グランドスタッフとしての内定はもらった方へGSとして働くことはCA受験に有利になるのかお話しします!
グランドスタッフからCAへの転職は多いのか
結論、多いです!
元々CA志望だったけど、新卒で落ちてしまいGS合格したからひとまず同じエアラインだからという理由でグランドスタッフとして働く方もいらっしゃいます。
(転職するエアラインは様々で、JAL・ANA・LCC・外資系エアラインなどでした!)
出社最終日に話を聞いていると、実はCAへの転職だった…なんて話はよくありました。
グランドスタッフからCAへの転職は有利なのか
これは絶対に有利とは言えないですね…
ただ、メリットがあることは事実です。メリットは下記の通りです。
・同じエアライン業界で、接客スキルを磨くことができる。
・シフト勤務で不規則な生活に慣れることができる
・グループ会社を対象とした採用試験を受けることができる
同じエアライン業界で働くことは、業界の内部を知ることができます。
グランドスタッフとして働き、エアライン業界を知った上でなおCAとして働きたいと思って受験していることは、CAを目指す上でも有利に働きます。
また、同時に接客スキルを磨くことができるので、こちらもメリットになると思います。
グランドスタッフの仕事はCAと同じくシフト勤務なので、早くから不規則な生活を経験できるのも、CAになってからのギャップが減らせて良いのではないかと思います。
CA受験をする際に気をつけること
①受験することを公言しない
大手CAの募集が出るとテンションが上がって、うっかり同期に受験することを話してしまいそうになりますが、絶対に公言してはいけません!同期であってもNGです。
同期を信頼するなと言っているわけでは有りませんが、どこから話が漏れるかわかりません。
私の同期は某CA職の募集が出た際に自分が受験することを声高らかと私たちに宣言し、白い目で見られていました…
しかもその方、その試験に落ちてしまったんです。
その後肩身の狭い思いをしながら働いていたのをすごく覚えています。(その後同期は別の会社のCAに採用が決まったようです)
グランドスタッフの世界は噂が広まるのが本当に早いです…
CA受験を宣言するのは親や会社とは関係ない友人のみに留め、静かに準備を進めていきましょう。。
②受験日は計画的に
面接を受ける日はなるべく公休日もしくは出社前になるように調整しましょう。
会社員と違って、自由に休みが取りずらいのがシフト勤務の欠点ですよね。
ですが、当日休を取って受験するのは辞めましょう。
同じグループ会社の試験を受験する場合、受験する情報が漏れていたりします。
受験日が選択できる場合がありますのでなるべく公休日もしくは有給を取得してから受験するようにしましょう。
③普段から仕事に真剣に取り組む
最後に大切なことは「普段から仕事に真剣に取り組むこと」です。
「自分はCAになるから〜」とグランドスタッフの仕事をなんとなくで取り組みたくなりそうですが、むしろ全力で取り組みましょう。
そもそも既卒試験は、現職の仕事ぶりを評価されます。
航空業界で働いていたということは、プラスになるかもしれませんが大切なのは「どのように仕事に向き合ってきたか」「どんな工夫をしてきたのか」ということ。
面接官もプロなので、なんとなくで仕事をしていた人は容易に見抜きます。
また、万が一CAにご縁がなかった場合グランドスタッフとして働き続けることになります。きちんと仕事に取り組んでいないと、その後の昇格に響くことも…
最終的な目的はCAであっても、グランドスタッフとしても丁寧に仕事をしましょうね!
まとめ
今回はグランドスタッフからCAに転職する際の注意点をお話ししました。
人生一度きり、グランドスタッフだけでなく自分の夢や目標に向かって努力することは素晴らしいと思います。
空港業務の経験はきっとCAへ転職してからも活かされると思います。
航空業界、ANA・JALなどの日系航空会社を始め外資系航空会社のCA採用のニュースが増えてきましたね!
退職する時にみんなに明るく見送ってもらえるように、ぜひ注意してみてくださいね。